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１１月を迎えると、葛西臨海公園・海浜公園の沖や鳥類園で冬を過ごす冬鳥の
群れがやってきます。こんなにたくさん集まって餌が足りるのか、と心配になる
ほどです。葛西の海が豊かな餌に恵まれている証でしょう。４種とりあげました
が他にもユリカモメ、ハマシギなど多くの水鳥が群れで越冬します。・・・・・・・・・
コメント
スズガモ（鈴鴨） すでに１万羽以上が飛来しています。年によって違いますが、ピーク時には
２万〜５万の黒い帯が沖を埋めます。この群れが一斉に飛び立つ時が壮観で思わず、
歓声をあげてしまいます。西なぎさの寒気の中で飛び立つまで待つのには、忍耐が必
要ですが…。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハジロカイツブリ（羽白鳰） １１月下旬現在で 1000 羽を超えています。まだまだ増えるでしょ
う。時には公園と東なぎさの間の水路で、数十羽が一斉に頭から飛び込むように潜り、
また一斉に浮上する一糸乱れぬ見事な採餌行動を見せてくれます。・・・・・
カンムリカイツブリ（冠鳰） これもすでに 1000 羽を超えています。日本で普通に見られ
るカイツブリの仲間は5種類ですが、その中では最大種です。ベレー帽のような
冠羽がしゃれてますね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ホシハジロ（星羽白） 鳥類園上の池では冬には10種前後のカモ類が見られますが、その中
で最大勢力を誇るのがこのホシハジロです。すでに 120 羽以上が飛来しています。
今年の１月には 2000 羽を超えていたそうですから、真冬に向かってまだまだ増える
でしょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
