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１２月 臨海公園で撮りました。
どれも、比較的暖かい日の臨海公園で撮りました。下の池南側の海沿いに
群生するイソギクの花や、上の池北側道路に面した陽の良く当たる低木と
かで見付けられる可能性が高いと感じました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
マルカメムシ カメムシはセミと同じ仲間で口が長く・主に植物の汁を吸います。でも触れると、比較的強い
臭気を後胸側面の小さな穴から放つのが違う。このカメムシは独特の体型で、腹部が発達
した小楯板で全て覆われているので分かり易い。秋には良くクズの茎に一列に群れている
姿が見られますが、越冬中は分散するようです。なお、ダイズ・アズキの害虫。
ナミハナアブ アブはハエと同じ仲間で後翅が退化して平均棍と言う平衡器官に変化した為、見掛け上・翅
が２枚しか在りません。このハナアブ （世界共通） は陽だまりに咲く花で良く見られますが
、敵 （例えば鳥） に対して臭いや毒針を持たないので、ミツバチそっくりに擬態しています。
花の上での静止飛行と、２枚の翅を拡げて静かに吸蜜する姿で、区別出来ます。
キタテハ秋型 翅のえぐれが目立つのが秋型、裏面は赤褐色で斑が不明瞭になり翅を閉じると枯葉の様で
目立ちません。このチョウの場合、短日 （明るい時間がより短い） と低温に夏型決定ホル
モンが作用せず、秋型が生まれると。成虫越冬で、下向きに停まった状態で触角を翅の中
にしまい込んでいますが、暖かいひには日光浴をしに飛び出します。幼虫の食草は、カナム
グラなど。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オオミノガのミノ 幼虫が蓑 （ケース） を作る蛾の仲間の一つミノガ類 （ミノムシ） では、大型の普通種
。多くの場合・幼虫はミノから頭と胸を出し葉を食べ移動しますが、♀は成虫になっても
内部に留まり、３千個以上の卵を産み一生を終えます。外来種のオオミノガヤドリバエ
に寄生された為、近年・西日本で激減しています。写真下部中央付近の穴はハチの寄
生の痕か？・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
