６月 サギ4種
6月は葛西では、もっとも観察される野鳥の種類数が少ない時期です。
それでも葛西で繁殖する野鳥達の子育てが身近で観察できたり、時には珍しい水鳥が見られたりします。
梅雨時の合間を縫って葛西に出かけてみましょう。今回は話題のサギ４種を紹介します。
コメント
アオサギ（ヒナ）
）
昨年、上の池の葦の上で営巣行動が見られたものの繁殖には至りませんでした。
同様の繁殖行動が見られ、念願のヒナが誕生しました。サギ類は樹の上で繁殖する
イメージがあったので意外でした。１羽のヒナが間もなく巣立ちを向かえます。
ヨシゴイ（若鳥））
夏鳥として日本に渡ってきます。かつては上の池で少数が繁殖していたのですが
近年はその姿を見ることも稀になってしまいました。ただし、今年はヨシゴイの
目撃例が多くあります。久し振りの繁殖となるでしょうか。
アカガシラサギ（夏羽）
かつては関東で見ること自体とても珍しいサギできたが、最近は観察例が増えてきた
南方系のサギです。夏羽は正に名前のとおり茶褐色色が鮮やかです。冬羽や若鳥では
全く様子が違いとても地味です。今年は若鳥が見られているようです。
カラシラサギ（夏羽）
世界的に数の少ないサギですが、葛西では夏を中心に１、２羽を毎年のように見ること
ができます。コサギに似ていますが冠羽の繊細さはコサギの比ではありません。東なぎさ
に入る事が多く、遠く確認が難しいのですが、時折、下の池に入る時がチャンスです。
そのうち葛西で繁殖してくれないか、秘かに期待しています。
わくわく情報へようこそ
