７月 シギ、チドリ4種
シギ・チドリの仲間の渡りがはじまっています。
遠くシベリアで繁殖したシギ・チドリの仲間の渡りが7月下旬から〜10月頃まで観察することができます。
とても地味な色の鳥が多いのが鳥を見始めたばかりの人には苦手意識があるようです。
しかし、じっくり観察しているとその微妙な違いを区別することにはまってしまうかも？！
夏真っ盛りなので、防暑対策をしっかりとして、熱中症に注意しましょう。
コメント
トウネン
シギの中では最も小型の部類に入るスズメ程の大きさのシギです。
小さいことから「当年」生まれのようだということから名が付いたとの説があります。
夏羽ではオレンジ色がとてもきれいで可愛らしいシギです。
葛西では大群を見ることはあまりありませんが、数十羽の群れは時々観察されます。
キョウジョシギ
黒と茶褐色の顔の模様が「京女」を連想させるとのことですが、
私は「京女」を知りませんのでこの名前がしっくりきているのかは判断がつきません。
しかし、一度見ると忘れない、シギの中ではとても見分けやすい種の一つです。
その模様から、遠く東なぎさにいても容易に見分けることができます。
オバシギ
それほど多くはありませんが、毎年見ることができます。
私の経験からすると西なぎさの砂浜で観察されることが多いようです。
夏羽では背中に茶褐色の模様がありますので見分けやすくなります。
冬羽では多くのシギの仲間は全身灰褐色のものが多く、シギの区別が苦手な人を多くしているようです。
メダイチドリ
夏羽ではオレンジ色が鮮やかな綺麗なシギです。
コチドリやシロチドリよりも一回り程大きく、春と秋だけ葛西を通過していきます。
多くは東なぎさで餌を探したり、羽を休めていることが多く、観察にはちょっと遠いのが残念です。
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