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臨海公園で冬に良く見られる大型ツヅミ4種です。ツグミとシロハラは冬を日本で過ごす冬鳥、アカハラと
トラツグミは季節によって居所を変え、冬に山地から平地に移動してくる漂鳥です。3月中旬から5月の連
休の頃にかけて、いずれも北の繁殖地や山地に帰っていきます。
コメント
ツグミ（鶫） もっとも普通に見られるツグミです。芝生で採餌しながら数歩跳ねては胸を反らせてぴったと静止す
る姿が特徴的です。名前の由来は定かではないようですが、飛来した冬期には良く鳴くが夏には声
が聞こえなくなる（口をつぐむー実は北に帰る）から、という説が多いようです。のんびり屋さんで５月
の連休の頃まで姿が見られます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シロハラ（白腹）・アカハラ（赤腹） 命名の由来は姿を見れば一目瞭然ですね。鳥類園の上の池の周りの藪で良く
見られます。両方同時に見られたら紅白でお目出度い、と嬉しくなります。シロハラ、アカハラ共に
4月中にはロシア方面や山地の繁殖地に帰っていきます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トラツグミ（虎鶫） 虎班模様の鶫だからトラツグミ。鳥の命名は分かりやすいですね。臨海公園には毎年１−２
羽が飛来して冬を越します。今年は当たり年で３＋？羽は来ていたようです。数が少ないの
で、見られたらラッキーです。ツグミ類では一番早く３月中には山地に帰っていきます。・・・
