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野鳥

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７月　「５月から６月にかけて飛来した珍鳥」

５月から６月にかけて、海浜公園・臨海公園では割合珍しい水鳥が飛来しました。
　そのうち４種をご紹介します。４種とも春と秋の渡りの途中に日本で羽を休める旅鳥　　
です。
（写真は会員に提供していただきました）

コメント

ハジロクロハラアジサシ（羽白黒腹鯵刺）（撮影５月）　夏が近くなると写真のように頭からお腹、翼の前半分が
　　　　　　　　　　　　真っ黒になります。名前の通りですね。見つけやすいけれど滞在期間が短く（今年は３−４日
　　　　　　　　　　　 ？）広範囲を飛び回っているので、なかなか遭遇しにくい種です。西なぎさで、一昨年５月以来
２年ぶりの観察です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　

　アカエリヒレアシシギ（赤襟鰭足鴫）（撮影６月）　夏になると後頭から首にかけて煉瓦色になるので、この名がつ
　　　　　　　きました。通常は沖合に居るので、葛西では数年に１度位しか見られない珍鳥です。
　　　　　　　　　　　　この日（２３日）は風が強かったので臨海公園に入ってきたのでしょうか。東京２３区では準絶
滅危惧種に指定されています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


カラシラサギ（唐白鷺）（撮影６月）　コサギと似ていますね。識別ポイントは嘴です。コサギは黒ですがこちらは
　　　　　　　　　　　　黄色です。体系もズングリしています。真夏になると後頭部の冠羽がもっとふさふさと２０本位
　　　　　　　　　　　　　生えてきておしゃれなんですが。中国中南部で繁殖するので、”唐”　の名が付いたのでしょう。
葛西ではほぼ毎年目撃されています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


アカガシラサギ（赤頭鷺）（撮影７月）　葛西では２年ぶりの飛来です。６月上旬には頭から胸にかけて一様に赤
　　　　　　　　　　　　褐色の夏羽でしたが、７月に入ってだんだん白っぽい模様が見えるようになりました。冬羽に
　　　　　　　　　　　　　移行中のようです。６月中旬から滞在中で、擬岩からも良く見られます。７/３０現在まだ居るよ
うです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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