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８月 どれも臨海公園で撮りました。
セミ抜け殻調査も臨海公園で行われています。
コメント
ギンヤンマ ♂♀ ♂（左）は腹の基部に青色の斑紋があり・♀（右）は黄緑で、ヤンマの仲間では一番身近に見
られる種です。上空から水面がキラリと光る開放域を好み、その羽化は暗くなってから始まり
早朝前に飛び去ります。以前は真夏の太陽が沈む頃、大空を駆け巡る無数のヤンマ達が各
地で見られたそうです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミンミンゼミとセミヤドリガ幼虫 上面の黒と緑色の比率は地域によって差がありますが、これは普通型です。一昨
年・自然保護協会の ”セミの抜け殻調査” 参加時、総数が２21でうちミンミンは２８・アブラ
１６９・クマ１７・ニイニイ７でした。さて、腹部両脇の白い物体ですが、セミが幼虫の時期に寄生
し数日で離れ、イネ科植物の草上などで蛹化・数日で羽化するセミヤドリガの幼虫です。
江戸川区では、珍しいそうです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゴマダラカミキリ 東京都区部では、シロスジカミキリやウスバカミキリに次いで大きい。カミキリムシの愛好家は多い
が、他方 ”穿孔性害虫” と言う嫌われ者の一面を持っていて、これはイチジク・ミカンなどの生木
を食害します。なお樹液で食事中の個体は直ぐに逃げないし、捕まえるとカミキリ特有のキイキイ
と言う音を発します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ナガコガネグモ ♀ 盛夏から秋にかけて良く見られる大型のクモで、開けた比較的低い所に I 字型のジグザグ模
様（隠れ帯）のある円網を張ります。さてこのクモですが、秋に目立つジョロウグモ同用・♀より♂
がずっと小さい ”ノミの夫婦” タイプです。その損得は難しそうですが、早いうちに♀を確保する
戦略で、♂は脱皮回数を減らし成熟出来る進化を遂げたのだそうです。・・・
