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植物

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８月の植物です。

８月の葛西臨海公園は頻繁に行われる芝刈りもあって目立った草花も少なく、
何となく彩どりに欠ける季節かと思います。そうした中で、８月初旬には浜辺に
はハマボウ、ハマユウなどもまだ咲いており、ここが浜辺の公園であることを実
感させてくれます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

ハマゴウ　：　砂浜に生育する低木です。臨海公園では鳥類園側の浜辺と西なぎさにあります。
茎葉は香気があり、この芳香から「浜香」と書かれることもあります。
　　　果実は蔓荊子と呼ばれ、漢方の薬として頭痛、風邪などに用いられます。

クサギ　：　日本庭園の裏側にあるクサギで、紅紫色の萼に白い花びらと長く伸びた雄花に特徴
　　　　　　　 があり、この季節としては目立つ花です。秋には濃紅色の萼に藍色の実が付き、こち
らの方がもっと人気があります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タカサゴユリ　：　台湾からの帰化植物で、多分台湾の高砂からタカサゴユリとなったのだと思い
　　　　　　　　　 ます。特徴は花被片が紫褐色をおびることだそうです。数年前には鳥類園浜
　　　　　　　　　 辺側に多数咲いており、これからかなり増えると思って見ていましたが、昨年
　　　　　　　　　　 あたりから数が極端に少なくなってしまい、今年はこの写真の一本しか確認で
きませんでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


カンボク　：　カンボクは山地の湿った林に生えるガマズミ属の木です。鳥類園の上の池の北側
　　　　　　　　の竹林の外側に数本あります。実がようやく色づいてきました。秋にはもっと真っ赤
になり、きれいな実になります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　

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